はじめまして。2012年7月より（株）益田大動物診療所に獣医師として就任しました長崎雄太と申します。
出身は兵庫県西宮市で、大学時代を大阪で過ごしました。大学に入学してからこれまでは少林寺拳法部で体を鍛えて海外を旅したり、アルバイト先でお世話になったダイニングバーのマスターの影響で自営に興味を持ち、友人と教育事業を設立したりと獣医師の枠に捉われず、自分が関心のある物事に対して積極的に挑戦する日々を送ることが出来ました。
そんな私が産業動物獣医師を志したきっかけは、農業に対する憧れからでした。はじめ私自身が就農する道も考えましたが、産業動物獣医師なら大学で学んだ獣医学を活かしつつ日本の畜産業に少しでも貢献できるのではないかと考えたからです。
またこの診療所に就職してあらためて実感したことは、獣医師に対する牧場オーナーやスタッフの方々の信頼の厚さです。これは加藤先生をはじめとする先輩の諸先生方が、長い年月を懸けて毎日診療と検査を繰り返して蓄積したデータとそれに裏打ちされた実績の賜物に他ならないと思います。この恵まれた環境で、様々な経験を積ませて頂けることに感謝しながら日々努力していきたいと思います。
獣医師といってもまだまだこれから学ばなければならないことが山のようにあると、毎日現場で実感している私ではありますが、牧場の皆様、そして日頃からお世話になっている関係諸機関の皆様におかれましては、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。