松永牧場の飼料プラントに毎日おからが10t来ます。

 全国的に食品製造副産物の畜産への利用が注目され、発酵TMRという形で価値が見出されつつあります。松永牧場に隣接する今年8月に竣工した飼料プラント工場に、毎日県内外の豆腐工場からおからが10t運び込まれます。
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又、市場に供給過多となった廃棄バナナも週一のペースで運び込まれます。
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 これらをビートパルプ、乾草等とカービィにて攪拌・混和し、おから10tに対しサイレージ16tが製造されます。

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この攪拌の際に、東亜薬品工業株式会社の「サイレート」というサイレージ用の乳酸菌製剤を混和し、腐敗菌の発生を抑え、乳酸発酵を促します。
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 充分に混和された物を1.2tずつ袋詰めし、その際空気を抜き密封し、約1ヵ月間発酵・熟成させ使用します。
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 密封を解くと甘いワイン臭がします。
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 メイプル牧場の乳牛と松永牧場の肥育牛に与えます。
 何せ乳酸菌の塊のようなもので、何だか牛の健康にいいようです。

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